GPの国、イギリスへ
久しぶりの投稿です。
最近は本当に忙しい日が続いていました。
先日卒業試験が終わり、数日して気付いたらイギリスはSussexに来ておりました。(笑)
そもそもボストン2か月行ってたせいもあって、卒業試験ほんとに厳しかったですが、それにも懲りず、また臨床実習です。(笑)
大学に留学プログラムがないため、自分でアプライするとこうなってしまいました(笑)
楽しいし、刺激的な毎日だから全然いいんですが、国試だけが怖いです!!
今回、SussexにはPsychiatric Departmentで研修させてもらっています。
正直、大学の精神科では勉強したいことは何一つ学べませんでしたが、
こっちは先生方がとても熱心でいろんな事を教えてくれます。
日本では薬物療法がまだまだ中心の精神科ですが、イギリスではCommunity-Based Medicineが中心です。
精神科疾患の患者さんを急性期だけでなく、地域全体で見ていこう。
社会とのつながりを作ることで孤立しないようにしようといったグループケアも行っています。
なんかボストンでカワチ先生から学んだソーシャルキャピタルを彷彿とさせられ、学んだ事がお互いに繋がってきたようにも感じます。
今日はリエゾンチームに入って、主に病棟からのコンサルに対応します。
初めのコンサルはParkinsonの患者さんのStrokeという日本でも起こりそうな症例でした。
合併症も多く、polypharmacy状態。
その中に、ありました、ハロペリドール。
さあ明日からもまた実習頑張ります!!
時間があればまたイギリスのGP制度や精神科診療についてゆっくり書きたいと思います。